
みなさん、こんにちは。7月1日より清水バースクリニックの院長に就任いたしました、小原(おばら)です。清水区唯一の産科クリニックで、みなさまと新たな歩みを始められることを大変嬉しく思っております。
今回は最初のコラムですので、私がなぜ医師、そして「産科医」を志したのか、その原点について少しお話しさせてください。
私が産婦人科医の道を歩むきっかけとなったのは、学生時代の実習での出会いでした。当時お世話になった二人の新生児科の先生方が、本当に仏様のように穏やかで、優しく赤ちゃんやご家族に接していらっしゃったのです。その姿に強く憧れ、「私もこんな風に、赤ちゃんの近くにいられる仕事がしたい」と心から思いました。ただ、その一方で、私は赤ちゃんに痛い処置をするのは、どうしても胸が痛んで嫌だったので、「産科医」の道を歩むことを決めました。
私たちが扱うお産や女性の健康には、一人ひとり違った不安や、違った「理想の形」があります。だからこそ、医療側の都合を押し付けるのではなく、お一人おひとりの声にしっかりと耳を傾け、丁寧にお話を重ねていくことが何よりも大切だと考えています。
「ここなら、どんな小さなことでも遠慮なく相談できる」
「産婦人科の病気かどうかわからないけれど、まずは小原先生に聞いてみよう」
地域の暮らしの中で、そんな風にみなさんに一番に頼っていただける、あたたかく間口の広いクリニックをスタッフ一同でつくってまいります。これから、どうぞよろしくお願いいたします。






